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ついにNISA口座の開設が完了!…でも、いざマイページにログインしてみると、『さて、ここから何をすればいいんだろう?』と手が止まってしまっていませんか。ご安心ください、その気持ちはNISAデビューを果たした多くの方が経験する道です。
この記事では、NISA口座を開設した後に最初にやるべきことを、具体的なアクションプランとして分かりやすく解説します。さらに、今後あなたが投資家として成長していくための、おすすめの情報収集法もご紹介。この記事を読み終える頃には、NISA口座開設後の漠然とした不安は消え、自信を持って資産形成の第一歩を踏み出せるようになっているはずです。
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NISA口座の開設、おめでとうございます!これであなたは、資産形成の素晴らしいスタートラインに立ちました。ここから実際に投資を始めるために、まずは以下の3つのステップを順番に進めていきましょう。難しく考える必要はありません。一つ一つ丁寧に進めれば、誰でも簡単に行えます。
まずは、NISA口座で何に投資するか、最初のパートナーとなる金融商品を選びます。
次に、選んだ商品をどのように購入するか、投資のスタイルを決めます。毎月コツコツ積み立てる方法も、まとまった資金で一度に購入する方法もあります。
最後に、決めた投資方法に沿って、最初の購入注文を出したり、積立の設定を完了させます。
この3つのステップを完了させれば、あなたのNISAデビューは成功です。さあ、それぞれのステップを詳しく見ていきましょう。
それでは、先ほど挙げた3つのステップについて、具体的な行動内容とポイントを解説していきます。
NISA口座の準備ができたら、次はいよいよ何に投資するか、最初のパートナーとなる金融商品を選びます。世の中には様々な金融商品がありますが、投資未経験者の方には、まず「投資信託」から始めてみることを強くおすすめします。
なぜなら、投資信託とは、運用の専門家が多くの投資家から集めた資金を一つにまとめ、様々な国の株式や債券などに分散して投資してくれる「パッケージ商品」だからです。一つの投資信託を買うだけで、自然と数十から、多いものでは数千もの投資先に資金を分散させることができ、特定の企業の業績不振などの影響を和らげるリスク低減効果が期待できます。どの銘柄を選べば良いか分からない初心者の方にとって、これほど心強い仕組みはありません。
世の中には数えきれないほどの投資信託がありますが、最初の一個として特におすすめされることが多いのが、全世界の株式市場、または米国の株式市場全体の値動きに連動することを目指す「インデックスファンド」と呼ばれるタイプです。
これらのタイプのインデックスファンドは、一般的に信託報酬(投資信託を保有している間、継続的にかかるコスト)が非常に低く設定されているものが多く、長期的な資産形成の土台として最適と言われています。
※ここで紹介するのはあくまで一般的な考え方であり、特定の金融商品を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。
「全世界株式」vs「米国株式(S&P500)」初めての投資信託、どう選ぶ?
| 比較項目 | 全世界株式型 | 米国株式型(S&P500) |
|---|---|---|
| 投資対象 | 日本を含む先進国・新興国など、世界中の数千社の株式に分散投資。 | 米国の主要な約500社の株式に集中投資。 |
| 主な特徴 | 地域分散投資の代表格。世界経済全体の成長を享受することを目指す。特定の国の経済悪化リスクを低減しやすい。 | 世界経済の中心である米国への集中投資。これまでの高い成長実績と、今後のさらなる成長への期待感が魅力。 |
| どんな人におすすめ? | どの国が成長するか予測するのは難しいと考える方 とにかく幅広く分散して、リスクを抑えたい方 世界経済全体の成長に乗っていきたい方 | 世界経済は今後も米国が牽引していくと考える方 より高いリターンを期待して、ある程度リスクを取れる方 シンプルで分かりやすい投資対象を好む方 |
投資する商品を決めたら、次にその商品をどのように購入していくか、投資のスタイルを決めましょう。NISAでの投資方法は、大きく分けて「つみたて投資」と「一括投資(スポット購入)」の2種類があります。
どちらが良いかはあなたの考え方次第ですが、投資未経験者の方は、まずは「つみたて投資」から始めて、投資に慣れてきたら「一括投資」も検討してみる、という進め方がおすすめです。
投資方法を決めたら、いよいよ最後のアクションです。それぞれの方法に沿って、最初の注文や設定を完了させましょう。
つみたて投資を選択した場合は、金融機関のウェブサイトやアプリで「積立設定」を行います。設定項目は主に以下の通りです。
一括投資を選択した場合は、まずNISA口座に投資資金を入金する必要があります。主な入金方法は、①銀行振込や、提携銀行から手数料無料で即時に資金移動できる②即時入金サービスなどです。NISA口座への入金が完了したら、ステップ1で選んだ金融商品を、購入したい金額または口数を指定して「購入注文」を出します。これで最初の一歩は完了です。
投資を始めたら、少しずつで良いので知識を深めていくことも大切です。しかし、世の中には情報が溢れており、何を見れば良いか迷ってしまいますよね。ここでは、初心者が安心して参考にできる情報源と、学び方のポイントをご紹介します。
あなたがNISA口座を開設した証券会社や銀行の公式サイトは、最も信頼できる情報源の一つです。NISA制度の基本的な解説から、取り扱っている金融商品の詳細情報(目論見書など)、経済ニュースの分かりやすい解説コラム、専門家によるマーケットレポート、初心者向けのセミナー動画まで、非常に質の高い情報が無料で提供されています。まずはここを徹底的に活用し、分からない言葉があればサイト内検索で調べてみる、という習慣をつけると良いでしょう。
日本経済新聞(まずは無料で見られる電子版からでも十分です)や、大手のニュースサイトの経済・マーケット関連のニュースに、毎日少しでも目を通す習慣をつけるのもおすすめです。最初は難しく感じるかもしれませんが、「日経平均株価が上がった/下がった」「アメリカで金利がどうなった」といった大きな流れを追うだけでも、世の中のお金の動きが少しずつ見えてきて、ご自身の投資との繋がりも感じられるようになります。
投資の普遍的な考え方や、長期投資の重要性を説いた、長年多くの投資家に読み継がれている名著を読むのも、非常に有効な学習法です。短期的な儲け話や流行り廃りの激しいテクニック本ではなく、投資の「哲学」や「心構え」を学べる本を1冊じっくりと読むことで、目先の市場の価格変動に惑わされない、太い幹となる知識と考え方が身につきます。
NISA制度に関する最も正確で公式な情報は、制度を所管する金融庁のウェブサイトで確認できます。制度の変更点や、より詳細なルールについて疑問が生じた場合は、ここを参照するのが最も確実です。
一方で、注意すべき情報源もあります。特に、SNSなどで見られる「絶対に儲かる」「この銘柄が次に急騰する」といった、根拠が不明な煽り文句には、絶対に耳を貸さないようにしましょう。投資の世界に「絶対」はありません。甘い言葉には必ず裏があると考え、冷静に情報を判断する目を養うことが、ご自身の資産を守る上で非常に大切です。

投資である以上、元本が保証されているわけではありません。最後に、NISAで資産運用を長く、そして心穏やかに続けていくために大切な心構えについてお話しします。
NISAでの資産運用は、数ヶ月や1年といった短期間で大きな成果を求めるものではありません。5年、10年、20年といった長い時間をかけて、世界経済の成長と共に、ご自身の資産をじっくりと育てていくのが基本です。始めたばかりの頃は、日々の資産の増減が気になるかもしれませんが、どっしりと構え、長期的な視点を持つことを忘れないでください。
市場は常に変動しており、時には経済ショックなどで大きく値下がりすることもあります。しかし、つみたて投資を選択した場合、そんな時こそ強みが発揮される局面でもあります。価格が下がった局面では、毎月同じ金額で、より多くの口数を買うことができるため、将来価格が回復したときに、より大きなリターンに繋がる可能性があるのです。多くの人が不安になって売ってしまう相場が悪い時こそ、淡々と積み立てを続ける勇気が、長期的な成功の鍵となります。
一度設定したら完全に放置、というわけではなく、年に1回程度は、ご自身の資産状況がどうなっているか、また、ご自身のライフプラン(例えば、結婚や転職、子供の誕生など)に変化がないかを確認する「定期的な見直し」を行うと良いでしょう。ただし、毎日資産状況をチェックする必要はありません。過度なチェックは、かえって短期的な値動きへの不安を煽る原因にもなりかねません。
NISA口座を開設した後にやるべきことは、「①商品を選ぶ」「②投資方法を決める」「③注文・設定する」という、たった3つのシンプルなステップです。この記事を参考に、一つずつ着実に進めていけば、誰でも簡単にNISAでの資産形成をスタートさせることができます。
大切なのは、完璧なタイミングや完璧な商品選びを最初から目指すのではなく、まずは少額からでも「始めてみること」。その最初の一歩が、あなたの10年後、20年後の未来を大きく変える可能性を秘めています。
口座開設という最初の関門を突破したあなたなら、もう大丈夫。自信を持って、NISAの世界へ飛び込んでみましょう。
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※本記事の内容は、執筆時2025年6月のものです。最新情報は各機関や企業の公式サイトをご確認ください。
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