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プライオリティパスが無料になるクレジットカードを徹底比較!【2025年最新版】

海外旅行や出張の際、空港での待ち時間をどう過ごしていますか?混雑したゲート前で疲弊する代わりに、静かで快適なラウンジで軽食やドリンクを楽しみながら、フライトまでの時間を有意義に過ごせたら…最高ですよね。それを実現するのが、世界1,500ヶ所以上の空港ラウンジを利用できる会員制プログラム「プライオリティパス」です。

しかし、このプライオリティパス、単独で申し込むと年会費が99米ドルから最高469米ドル(2025年5月20日時点、日本円で約14,000円~70,000円)と決して安くはありません。でも、諦めるのはまだ早い!実は、特定のクレジットカードを選ぶだけで、このプライオリティパスが実質無料、あるいはカードの年会費だけで手に入るのです。

現在、多くのクレジットカードがプライオリティパスを付帯特典として提供しており、選択肢は豊富です。この記事では、プライオリティパスが付帯するおすすめのクレジットカードを厳選し、あなたの旅行スタイルやニーズに合わせて徹底比較。年会費、ラウンジの利用条件、そしてプライオリティパス以外の魅力的な特典まで、詳しく解説していきます。

あなたにぴったりの一枚を見つけて、次回のフライトからはワンランク上の快適な空の旅を実現しましょう!

CONTENTS

プライオリティパスとは?3つの会員プランと魅惑のサービス内容

ハナコ

プライオリティパスって何ができるんですか?

ケンタ

世界148ヵ国、1,700ヵ所以上の空港ラウンジを利用できる会員制プログラムです。ラウンジでは無料の飲食サービスやWi-Fiなどが利用でき、搭乗までの待ち時間を快適に過ごせます。航空会社や搭乗クラスに関わらず利用できるのが大きなメリットです。

まず、「プライオリティパス」がどのようなサービスなのか、基本からおさらいしましょう。これは、航空会社の上級会員でなくても、またビジネスクラスやファーストクラスに搭乗しなくても、世界中の提携空港ラウンジを利用できるようになる、独立系の会員制プログラムです。そのネットワークは世界最大級で、148ヵ国、600以上の都市に広がる1,700ヵ所以上のラウンジや空港サービス(一部レストラン割引なども含む)が対象となっています。

※2025年5月20日時点

ラウンジで受けられる主なサービスとは?

プライオリティパスで利用できるラウンジでは、空港やラウンジによって提供されるサービスは異なりますが、一般的には以下のようなサービスを享受できます。
まず、人混みを避けた静かで落ち着いた空間で、フライトまでの時間をリラックスして過ごせること。そして、多くのラウンジでは、ソフトドリンクやアルコール類、軽食やスナックが無料で提供されています。フライト前に小腹を満たしたり、一杯飲んでくつろいだりできるのは嬉しいポイントです。
ビジネス利用にも配慮されており、無料Wi-Fiや充電用の電源コンセントが完備されているところがほとんど。新聞や雑誌を読んだり、シャワールーム(一部ラウンジ)でリフレッシュしたりすることも可能です。
最近では、ラウンジ利用だけでなく、一部空港内の提携レストランでの利用料金割引や、スパ・マッサージ、ショッピングでの割引特典といったサービスも拡大しています。

メリットは「快適さ」と「特別感」、デメリットは「コスト」と「混雑」

プライオリティパスを利用する最大のメリットは、やはり搭乗までの待ち時間を格段に快適なものに変えてくれる点でしょう。無料の飲食サービスを考えれば、空港内のカフェやレストランを利用するよりも経済的な場合もあります。また、ビジネスパーソンにとっては、静かな環境で仕事を進めたり、重要な電話をしたりするのにも最適です。そして、何より「ラウンジを使える」というちょっとしたステータス感や特別感も、旅の満足度を高めてくれる要素かもしれません。

一方で、デメリットとしては、まず単独で会員になる場合の年会費の高さが挙げられます。また、人気の空港や時間帯によってはラウンジが混雑していて、期待したほどの快適さが得られないこともあります。利用できるラウンジが自分のよく使う空港やターミナルに必ずしもあるとは限らない点や、ラウンジごとに提供されるサービス内容に差がある点も理解しておく必要があります。

プライオリティパスの会員プラン比較【カード付帯はどれに相当?】

プライオリティパスには、主に以下の3つの会員プランがあります。クレジットカードに付帯する場合、多くは最もグレードの高い「プレステージ」会員資格に相当しますが、カードによっては利用回数に制限がある「スタンダード・プラス」相当や、都度利用料が発生する「スタンダード」相当の場合もあるため、注意が必要です。

プライオリティパス会員プラン比較表(2025年5月時点)

クレジットカードによって付帯するプランが異なります。利用条件を必ず確認しましょう。

プラン名年会費(目安)会員ラウンジ利用料同伴者ラウンジ利用料
スタンダード99米ドル (約15,000円)毎回35米ドル程度毎回35米ドル程度
スタンダード・プラス329米ドル (約50,000円)年10回まで無料毎回35米ドル程度
プレステージ469米ドル (約70,000円)何度でも無料毎回35米ドル程度

※上記はプライオリティパス公式サイトの標準的な価格であり、クレジットカード付帯の場合は条件が異なることがあります。必ずカード会社の規約をご確認ください。

なぜクレジットカード付帯がお得?年会費と特典の真実

ハナコ

プライオリティパス、カード付帯と単独入会どっちがいいですか?

ケンタ

圧倒的にクレジットカード付帯がお得です。多くの場合、プライオリティパスの年会費(特にプレステージ会員は高額)が実質無料になるか、カード年会費に含まれます。さらに、旅行保険やポイント還元など、カード本来の特典も享受できるため、メリットは大きいです。

プライオリティパスの魅力を最大限に、かつ経済的に享受するなら、クレジットカードの付帯特典として手に入れるのが最も賢い方法です。
前述の通り、プライオリティパス単独で「プレステージ」会員になろうとすると、年間約70,000円の費用がかかります。しかし、多くのプラチナカードや一部のゴールドカードでは、このプレステージ会員資格がカード年会費(数万円程度)だけで付帯してくるのです。つまり、実質的にプライオリティパスの年会費分だけで、クレジットカードの他の豊富な特典(手厚い旅行保険、ポイント還元、コンシェルジュサービスなど)も享受できることになります。これは非常にお得と言えるでしょう。

  • 年会費が実質無料になる
    多くのクレジットカードでは、プライオリティパスの年会費が無料、もしくはカードの年会費に含まれています。
  • 付帯特典が充実
    プライオリティパスだけでなく、旅行保険や空港ラウンジの利用など、様々な特典が付帯しているカードが多いです。
  • ポイント還元
    クレジットカードの利用でポイントが貯まり、マイルやギフト券に交換できる場合があります。

【失敗しない選び方】あなたに最適なプライオリティパス付帯カードを見つける5つの視点

では、数あるプライオリティパス付帯クレジットカードの中から、本当に自分に合った一枚を選ぶには、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。以下の5つの視点で比較検討してみましょう。

  1. プライオリティパスの「利用レベル」はあなたの旅のスタイルに合っているか?
    クレジットカードに付帯するプライオリティパスの特典内容は、実はカードによって異なります。最も重要なのは、ラウンジの利用回数です。年に何度も海外へ行く方なら、利用回数無制限の「プレステージ会員」相当が付帯するカードが必須でしょう。一方、年に1~2回程度の利用であれば、年間5回や10回といった利用回数制限付きでも十分かもしれません。また、同伴者の利用条件(無料か有料か、何名までか)や、家族カード会員にもプライオリティパスが付帯するかも、家族旅行が多い方には重要なポイントです。
  2. カード自体の「年会費」と「プライオリティパス以外の特典」のバランスは取れているか?
    プライオリティパスのためだけに高額なカード年会費を払うのは本末転倒です。年会費と、プライオリティパス以外の特典(例えば、充実した海外・国内旅行傷害保険マイルやポイントの還元率の高さ空港での手荷物宅配サービスコンシェルジュサービスの有無など)を総合的に見て、自分にとって価値があるかを見極めましょう。「この年会費なら、この特典内容はお得だ」と感じられるカードが理想です。
  3. あなたの主な「決済ニーズ」や「国際ブランド」の希望は満たせるか?
    プライオリティパスはあくまで付帯特典の一つ。そのカードをメインの決済カードとして日常的に使うのか、あるいは旅行専用のサブカードとして持つのかによっても、選び方は変わってきます。日常利用するならポイント還元率や使い勝手の良い国際ブランド(Visa, Mastercardなど)が重要になりますし、サブカードならプライオリティパスと旅行保険に特化したカードでも良いかもしれません。
  4. カードの「ステータス性」や「デザイン」は好みに合うか?
    特にプラチナカードクラスになると、カード自体のステータス性も所有する喜びの一つです。デザインの好みや、カードブランドが持つイメージも、長く愛用するためには意外と重要な要素かもしれません。
  5. 「審査基準」はクリアできそうか?
    一般的に、プライオリティパスが付帯するようなカードは、ゴールドカード以上、多くはプラチナカードクラスとなるため、審査基準もそれなりに高くなります。ご自身の年収やクレジットヒストリーなどを考慮し、無理のない範囲で申し込むことが大切です。

これらの視点を持ちながら、次の章で紹介する具体的なカードを比較検討してみてください。

プライオリティパスが無料になる!おすすめクレジットカード徹底比較

ハナコ

プライオリティパスが付帯するおすすめのクレジットカードを教えてください。

ケンタ

年会費を抑えたいなら「楽天プレミアムカード(利用回数制限あり)」、バランス重視なら「セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス」や「三菱UFJカード・プラチナ・アメックス」、旅行特典も最強クラスなら「アメックス・プラチナ」など、ニーズ別に様々な選択肢があります。

ここからは、プライオリティパス(またはそれに準ずる空港ラウンジアクセス)が無料で付帯する、特におすすめのクレジットカードを厳選してご紹介します。まずは、これらのカードの主な特徴を一覧で比較してみましょう。

プライオリティパス付帯 おすすめクレジットカード比較一覧表(2025年5月時点)

楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカード
ダイナースクラブカード
ダイナースクラブカード
ミライノカードTravelers Gold
ミライノカードTravelers Gold
UCプラチナカード
UCプラチナカード
セゾン プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾン プラチナ・
ビジネス・アメックス・カード
セゾンローズゴールド
セゾンローズゴールド
エポスプラチナカード
エポスプラチナカード
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
三菱UFJカード・プラチナ・
アメックス・カード
JAL アメリカン・エキスプレス・カード プラチナ
JAL アメリカン・エキスプレス・カード プラチナ
年会費
(税込)
11,000円24,200円11,000円16,500円22,000円*2025/8/4引き落とし分より33,000円11,000円30,000円22,000円34,100円
年間無料利用回数あり
(年間5回まで無料)
あり
(年間10回まで無料)
あり
(年間6回まで無料)
あり
(年間6回まで無料)
なしなしなしなしなし
家族カードへの付帯有無なしありありありなしなしなしありあり
海外旅行保険
(死亡・後遺障害最高額)
最高5,000万円
(自動付帯4,000万円、利用付帯1,000万円)
最高1億円
(利用付帯)
最高5,000万円
(自動付帯)
最高1億円
(利用付帯)
最高1億円
(利用付帯)
最高5,000万円
(自動付帯)
最高1億円
(自動付帯)
最高1億円
(利用付帯)
最高1億円
(自動付帯5,000万円)
ポイント還元率1%1%1.2%1%0.5%0.75%0.5%0.5%1%
国際ブランドVisa、Mastercard、JCB、American ExpressDinersMastercardVisaAmerican ExpressAmerican ExpressVisaAmerican ExpressAmerican Express
Money Cycle編集部作成(2025年5月20日時点)

今回、クレジットカード選びをし易くするために、 4 つのグループに分類しました。

空港ラウンジ利用回数制限家族カード付帯
グループ1ありなし
グループ2ありあり
グループ3なしなし
グループ4なしあり

ここからは、各グループからおすすめの1枚を紹介していきます。

グループ1:ラウンジ利用回数制限あり、家族カード付帯なし

空港ラウンジへのアクセス回数に制限があり、家族カードにプライオリティパスは付帯されません。

楽天プレミアムカード:楽天市場ユーザーなら年会費もポイントでカバーしやすい選択肢

出典: 楽天カード

「楽天プレミアムカード」は、年会費11,000円(税込)という比較的リーズナブルな価格でプライオリティ・パスの特典を利用できることから、これまで多くの旅行好きに支持されてきました。特に楽天市場をはじめとする楽天経済圏を頻繁に利用する方にとっては、ポイントアップの恩恵も大きく、年会費以上の価値を感じやすいカードとして人気です。

プライオリティ・パス特典については、以前は利用回数無制限でしたが、2025年1月1日以降は年間5回までの無料利用という条件に変更されました。この変更は、利用頻度が高い方にとっては大きな改悪と感じられるかもしれませんが、年に数回の海外旅行や出張でラウンジを利用したいという方にとっては、依然として魅力的な選択肢の一つと言えるでしょう。世界1,500ヶ所以上のラウンジで、フライト前のひとときを快適に過ごせます。

このカードの魅力はプライオリティ・パスだけではありません。楽天市場でのポイント還元率が常に高く(SPU:スーパーポイントアッププログラム対象)、お誕生月サービスや、選べる優待サービス(トラベルコース、エンタメコース、楽天市場コース)など、楽天ユーザーにとってメリットの大きい特典が豊富に用意されています。また、海外旅行傷害保険も最高5,000万円(一部自動付帯)が付帯しており、安心して旅を楽しめます。

このカードのプライオリティパス特典

  • 会員レベル/利用回数: プライオリティ・パス会員(プレステージ会員相当のサービスが利用可能だったが、2025年1月1日より年間5回までの利用制限あり)
  • 同伴者料金: 1名につき35米ドル
  • 家族カード会員への付帯: なし

このカードのメリットを改めて整理すると…

  • 年会費11,000円(税込)で、プライオリティ・パス(年間5回まで無料)を利用できるコストパフォーマンスの良さ。
  • 楽天市場をはじめとする楽天経済圏でのポイント還元率が非常に高く、日々の利用で効率的にポイントを貯められる。
  • 海外旅行傷害保険など、旅行関連の基本的なサポートも付帯している。

一方で、注意しておきたい点は…

  • プライオリティ・パスの利用回数が年間5回までと制限されたため、頻繁に海外渡航する方には物足りない可能性。
  • 家族カードにはプライオリティ・パスが付帯しないため、家族旅行でのラウンジ利用には別途費用がかかる。
  • 楽天経済圏をあまり利用しない方にとっては、ポイントアップの恩恵を受けにくく、カードの魅力が半減する可能性がある。
こんなあなたに特におすすめ
  • 年に数回程度の海外旅行や出張で、空港ラウンジを少しでもお得に利用したいと考えている方。
  • 楽天市場や楽天トラベルなど、楽天のサービスを日常的に利用しており、効率よく楽天ポイントを貯めたい方。
  • プライオリティ・パス付帯カードの年会費はできるだけ抑えたいと考えている方。
楽天プレミアムカードのスペック表
カード名楽天プレミアムカード
年会費
(税込)
本会員11,000円
家族カード550円
ETCカード無料
ポイント基本還元率1.0%~
貯まるポイント楽天ポイント
価値1ポイント=1円
付与レート100円で1ポイント
有効期限ポイントの最終利用日から10年間
特約店楽天市場、楽天トラベル、楽天ブックスなど
交換できるマイルANA、JAL
決済関連国際ブランドVisa、Mastercard、JCB、American Express
タッチ決済対応
電子マネー
スマホ決済
楽天Edy、WAON、Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ
付帯保険海外旅行傷害保険
(死亡・後遺障害)
最高5,000万円(自動付帯4,000万円、利用付帯1,000万円)
国内旅行傷害保険
(死亡・後遺障害)
最高5,000万円(自動付帯)
ショッピング保険最高300万円
その他海外旅行遅延保険、国内旅行遅延保険、航空機遅延保険、手荷物遅延保険、紛失・盗難保険など
付帯サービスホテル国内外ホテルの優待・割引
グルメレストランの優待・割引
空港ラウンジ国内主要空港、ハワイ・ホノルル国際空港のラウンジが利用可能
コンシェルジュ24時間365日対応の専用デスク
その他楽天プレミアムカード会員限定の優待サービス、誕生月ポイントアップ、楽天証券の投資信託積立でポイント還元率アップなど
プライオリティパス年間利用回数制限年間5回まで無料
同伴者料金1名につき35米ドル
家族カード付帯なし
利用可能枠~300万円
ナンバーレス対応
申込条件満20歳以上(高校生を除く)で、安定した収入のある方
審査・発行期間1週間~2週間程度
新規入会特典新規入会&利用で最大5,000ポイントプレゼント
Money Cycle編集部作成(2025年5月20日時点)

グループ2:ラウンジ利用回数制限あり、家族カード付帯あり

空港ラウンジへのアクセス回数に制限があり、家族カードにプライオリティパスが付帯されます。

ダイナースクラブカード:伝統と革新、年間10回無料のプライオリティ・パスも魅力

出典: ダイナースクラブ

このカードの大きな魅力の一つが、世界1,700ヵ所以上の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」の特典が、本会員だけでなく家族会員もそれぞれ年間10回まで無料で利用できる点です。年に数回の海外旅行や出張で、厳選されたラウンジで出発前のひとときを快適に過ごしたいというニーズにしっかりと応えてくれます。もちろん、ダイナースクラブ独自の国内外の空港ラウンジも利用可能です。

食の体験を豊かにする「エグゼクティブ ダイニング」では、対象レストランで所定のコース料理を2名以上で予約すると1名分の料金が無料になるなど、グルメな方には見逃せない特典も健在です。旅行関連では、手荷物無料宅配サービス(往復)や、最高1億円の充実した海外・国内旅行傷害保険も自動付帯(一部利用付帯)しており、安心して旅を楽しめます。

ポイントプログラムの還元率は標準的ですが、ポイントの有効期限がない(または非常に長い)ため、じっくりと貯めて航空会社のマイルや上質な商品に交換することが可能です。また、追加で年会費無料でMastercardブランドの「TRUST CLUB プラチナマスターカード」を持てるコンパニオンカードのサービスも利用でき、ダイナースクラブが利用できない店舗でも決済の幅が広がります。

このカードのプライオリティパス特典

  • 会員レベル/利用回数: プライオリティ・パス会員資格に相当する利用が年間10回まで無料
  • 同伴者料金: 1名につき35米ドル(または現地通貨相当額、2025年5月時点、要確認)
  • 家族カード会員への付帯: あり(家族会員も年間10回まで無料)

このカードのメリットを改めて整理すると…

  • 日本初のクレジットカードとしての高いステータス性と社会的な信頼。
  • 本会員・家族会員それぞれがプライオリティ・パスのラウンジを年間10回まで無料で利用できる。
  • 一流ホテルや高級レストランでの優待、特にレストラン1名無料特典は大きな魅力。
  • コンパニオンカード(Mastercard)により、利用可能店舗が拡大し利便性が向上。
  • 最高1億円の手厚い旅行傷害保険が付帯。

一方で、注意しておきたい点は…

  • 年会費24,200円(税込)は、一般的なゴールドカードよりは高いため、特典を活かせないと割高に感じる可能性。
  • 基本的なポイント還元率は、他の高還元率カードと比較すると見劣りする場合がある。
  • プライオリティ・パスの利用が年間10回まで無料という制限がある点(それ以上は有料)。
こんな方におすすめ
  • 年に数回、家族やパートナーと海外旅行に出かけ、プライオリティ・パスのラウンジを一緒に利用したい方。
  • クレジットカードに歴史と伝統に裏打ちされた確かなステータス性を求める方。
  • 高級レストランでの食事をお得に楽しみたいグルメな方。 ダイナースクラブ独自のイベントや会員限定サービスに興味がある方。
ダイナースクラブカードのスペック表
カード名ダイナースクラブカード
年会費
(税込)
本会員24,200円
家族カード5,500円
コンパニオンカード無料
ビジネスアカウントカード5,500円
ETCカード無料
ポイント基本還元率1%
貯まるポイントダイナースクラブ リワードポイント
価値1ポイント=0.3円~
付与レート100円につき1ポイント
有効期限無期限
特約店ダイナースクラブポイントアップ加盟店
交換できるマイルANAやJAL、デルタ航空など主要航空会社のマイル
決済関連国際ブランドDiners
タッチ決済対応
電子マネー
スマホ決済
楽天Edy、Apple Pay
付帯保険海外旅行傷害保険
(死亡・後遺障害)
最高1億円(利用条件付)
国内旅行傷害保険
(死亡・後遺障害)
最高1億円(利用条件付)
ショッピング保険年間最高500万円
その他
付帯サービスホテル高級ホテル・旅館優待
グルメレストラン優待、エグゼクティブ ダイニング(所定のコース料理を2名以上の利用で1名分無料)
空港ラウンジ国内外1,600ヵ所以上の空港ラウンジが無料で利用可能
コンシェルジュなし
その他手荷物無料宅配サービス、海外用Wi-Fiレンタル優待、ダイナースクラブ イベント、ゴルフ場予約、チケットサービスなど
プライオリティパス年間利用回数制限10回まで無料
同伴者料金1名につき3,300円
家族カード付帯あり
利用可能枠一律の制限なし(利用状況に合わせた利用可能金額を設定)
ナンバーレス対応
申込条件所定の基準を満たす方
審査・発行期間2~3週間
新規入会特典初年度年会費無料+15,000ポイントプレゼント
※申込期限:2025年7月31日まで
※新規入会特典はキャンペーン期間や内容が変更される場合があります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
Money Cycle編集部作成(2025年5月1日時点)

ミライノカードTravelers Gold

  • 年会費:11,000円(税込)
  • 国際ブランド:Mastercard
  • ポイント基本還元率:1.2%
  • プライオリティパス:年間6回まで無料、同伴者1名につき35米ドル、家族カードにも付帯
  • メリット:ポイント還元率が国内外一律1.2%と高い
  • デメリット:住信SBIネット銀行の口座が必要

UCプラチナカード

  • 年会費:16,500円(税込)
  • 国際ブランド:Visa
  • ポイント基本還元率:1%
  • プライオリティパス:年間6回まで無料、同伴者1名につき35米ドル、家族カードにも付帯
  • メリット:ポイント基本還元率が1%と高め、利用金額に応じてボーナスポイントが付与される
  • デメリット:1,000円以下の利用にはポイントが付与されない

グループ3:ラウンジ利用回数制限なし、家族カード付帯なし

空港ラウンジへのアクセス回数に制限はありませんが、家族カードにプライオリティパスは付帯されません。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード:ビジネスにも個人にも強力な特典、プライオリティ・パスは無制限

出典: クレディセゾン

「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」は、年会費22,000円*(税込、初年度無料キャンペーンあり)で、プライオリティ・パスの最上位であるプレステージ会員資格(通常年会費469米ドル)が無料で付帯し、世界中の提携ラウンジを回数無制限で利用できる非常にコストパフォーマンスの高い一枚です。「ビジネス」と名が付いていますが、個人事業主やフリーランスはもちろん、安定した収入のある会社員の方でも申し込むことが可能です。

このカードのプライオリティ・パス特典は、海外出張や旅行が多い方にとって絶大なメリットとなります。フライトの遅延や乗り継ぎ時間が長い場合でも、回数を気にせずラウンジで快適に過ごせるのは大きな魅力です。

プライオリティ・パス以外にも、このカードはビジネスシーンとプライベートの両方で役立つ特典が満載です。特筆すべきは、JALマイルの還元率が最大1.125%(「SAISON MILE CLUB」登録時)と非常に高いこと。日々の経費支払いや大きな買い物で効率よくJALマイルを貯めたい方には最適です。また、24時間365日対応のコンシェルジュサービスも利用でき、レストランの予約や旅行の手配などを任せられます。 海外旅行傷害保険も最高1億円と手厚く、国内主要空港のラウンジも利用可能です。さらに、「Tablet Hotels」の年会費無料や「一休プレミアサービス」のダイヤモンド会員体験など、ホテル優待も充実しています。

このカードのプライオリティパス特典

  • 会員レベル/利用回数: プライオリティ・パス(プレステージ会員相当)、利用回数無制限で無料
  • 同伴者料金: 1名につき4,400円(税込)または現地通貨建ての場合あり(2025年5月時点、要確認)
  • 家族カード会員への付帯: なし(本会員のみ)

このカードのメリットを改めて整理すると…

  • 年会費22,000円(税込)で、プライオリティ・パスのプレステージ会員資格(利用回数無制限)が付帯する抜群のコストパフォーマンス。
  • JALマイル還元率が最大1.125%と非常に高く、効率的にマイルを貯めることができる。
  • 24時間対応のコンシェルジュサービスや充実した旅行保険など、プラチナカードならではの手厚いサポート。
  • ビジネスカードでありながら、個人事業主や会社員でも申し込みやすい。

一方で、注意しておきたい点は…

  • プライオリティ・パスは本会員のみの付帯で、家族カード会員には付帯しない。
  • 「SAISON MILE CLUB」に登録すると、永久不滅ポイントの付与率は下がる(マイルに集約される)。
  • アメリカン・エキスプレスブランドのため、一部VisaやMastercardに比べて利用できない店舗がある可能性。
こんな方におすすめ
  • 年に何度も海外渡航し、プライオリティ・パスのラウンジを回数無制限で利用したい方。
  • JALマイルを効率的に貯めて、特典航空券などを活用したいと考えている方。
  • 年会費を抑えつつ、コンシェルジュサービスや充実した旅行保険といったプラチナ級のサービスを受けたい方。
  • ビジネス経費の支払いとプライベートの利用を一枚のカードでスマートに管理したい個人事業主や会社役員の方。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのスペック表
カード名セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
年会費
(税込)
本会員22,000円(初年度無料)*
家族カード3,300円
ETCカード無料
ポイント基本還元率0.50%~1.00%(JALマイル還元率は最大1.125%)
※SAISON MILE CLUBに登録する必要があります
貯まるポイント永久不滅ポイント
価値1ポイント=最大5円相当
付与レート1,000円で1ポイント
有効期限無期限
特約店
交換できるマイルANA、JAL
決済関連国際ブランドAmerican Express
タッチ決済対応
電子マネー
スマホ決済
iD、QUICPay、Apple Pay、Google Pay
付帯保険海外旅行傷害保険
(死亡・後遺障害)
最高1億円
国内旅行傷害保険
(死亡・後遺障害)
最高5,000万円
ショッピング保険最高300万円
その他
付帯サービスホテルTablet Hotels年会費無料、オントレ entrée優待、プレミアムホテルプリビレッジ優待、一休.comダイヤモンド会員6ヵ月無料
グルメセゾンプレミアムレストランby招待日和(レストランコース料理1名無料)
空港ラウンジ国内主要空港とダニエル・K・イノウエ国際空港(ハワイ)のラウンジ無料
コンシェルジュあり
その他セゾンプレミアムゴルフサービス、ハイヤー送迎サービス優待など
プライオリティパス年間利用回数制限回数制限なく無料
同伴者料金1名につき4,400円
家族カード付帯なし
利用可能枠~9,990万円
ナンバーレス
申込条件個人事業主・経営者をはじめ、安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(学生、未成年を除く)
審査・発行期間最短3営業日
新規入会特典初年度年会費無料
※新規入会特典はキャンペーン期間や内容が変更される場合があります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
Money Cycle編集部作成(2025年5月1日時点)

*2025/8/4引き落とし分より33,000円

セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード

  • 年会費: 11,000円(税込)(※1)
  • 国際ブランド:American Express
  • ポイント基本還元率:0.75%~1.00%(※2)
  • プライオリティパス:回数制限なく無料(※3)、同伴者1名につき4,400円、家族カードには付帯なし
  • メリット:クーポンやコミュニティなど女性に特化した付帯サービスがある
  • デメリット:海外旅行保険が付帯しない

※1 初年度無料
※2 1ポイント=5円相当で交換した場合
※3 別途年会費11,000円が必要

エポスプラチナカード

  • 年会費: 30,000円(税込)※
  • 国際ブランド:Visa
  • ポイント基本還元率:0.5%
  • プライオリティパス:回数制限なく無料、同伴者1名につき35米ドル、家族カードには付帯なし
  • メリット:利用金額に応じてボーナスポイントが付与される
  • デメリット:ポイントの基本還元率が0.5%と低め、家族カードがない

※招待の場合は20,000円(税込)、年間100万円以上の利用で翌年以降20,000円(税込)

ラウンジ利用回数制限なし、家族カード付帯あり

空港ラウンジへのアクセス回数に制限はなく、家族カードにプライオリティパスが付帯されます。

三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード:家族も嬉しい、手厚い特典が魅力の銀行系プラチナ

出典: 三菱UFJカード

「三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」は、メガバンクグループが発行する信頼感と、アメックスブランドのステータス性を兼ね備えたプラチナカードです。年会費は22,000円(税込)で、プライオリティ・パスのプレステージ会員資格が本会員・家族会員(1枚目無料)ともに無料で付帯するのが大きな特徴です。

このカードの最大の魅力の一つは、家族で海外旅行に行く際に、家族会員も無料でプライオリティ・パスを利用できる点です。夫婦で、あるいは成人したお子様と一緒に、世界中のラウンジで快適な時間を過ごすことができます。利用回数も無制限なので、頻繁に旅行するファミリーには非常に価値が高いと言えるでしょう。

プライオリティ・パス以外にも、旅行関連の特典は充実しています。最高1億円の海外旅行傷害保険(自動付帯分5,000万円)、国内旅行傷害保険、さらには渡航便遅延保険や手荷物無料宅配サービス(往復)も付帯。また、24時間365日対応のコンシェルジュサービスも利用でき、レストラン予約や旅行の手配などをサポートしてくれます。 グルメ特典としては、対象レストランで所定のコース料理を2名以上で予約すると1名分が無料になる「プラチナ・グルメセレクション」も利用価値が高いです。

ポイントプログラム「グローバルポイント」の基本還元率は0.5%と標準的ですが、特定の店舗(セブン-イレブン、ローソンなど)や利用方法(アニバーサリーポイントなど)で還元率がアップする仕組みがあります。

このカードのプライオリティパス特典

  • 会員レベル/利用回数: プライオリティ・パス(プレステージ会員相当)、利用回数無制限で無料
  • 同伴者料金: 1名につき35米ドル(または現地通貨相当額、2025年5月時点、要確認)
  • 家族カード会員への付帯: あり(1枚目年会費無料の家族カード会員も無料でプライオリティ・パス申込可能)

このカードのメリットを改めて整理すると…

  • 年会費22,000円(税込)で、本会員だけでなく家族会員(1枚目無料)もプライオリティ・パス(プレステージ相当、利用回数無制限)を利用できる。
  • 最高1億円の旅行保険や手荷物宅配、コンシェルジュサービスなど、プラチナカードとしての基本的な特典がバランス良く付帯。
  • 三菱UFJ銀行グループ発行という安心感と信頼性。

一方で、注意しておきたい点は…

  • 基本的なポイント還元率は、他の高還元率カードと比較すると見劣りする可能性がある。
  • アメックスブランドのため、一部VisaやMastercardに比べて利用できない店舗がある可能性。
  • 家族カード2枚目以降は年会費3,300円(税込)がかかる。
こんな方におすすめ
  • 家族(特に配偶者)と一緒に海外旅行に行く機会が多く、家族みんなでプライオリティ・パスのラウンジを利用したい方。
  • 年会費2万円台で、プライオリティ・パス無制限利用に加え、コンシェルジュサービスや手厚い保険など、バランスの取れたプラチナ特典を求める方。
  • メガバンク系のクレジットカードに安心感や信頼性を感じる方。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのスペック表
カード名三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
年会費
(税込)
本会員22,000円(初年度無料)
家族カード1枚目無料(2枚目以降3,300円)
ETCカード無料
ポイント基本還元率0.5%
貯まるポイントグローバルポイント
価値1ポイント=最大5円相当
付与レート1,000円で1ポイント
有効期限獲得月から3年間(36か月)
特約店コンビニエンスストア(セブン-イレブン、ローソン)、コカ・コーラ自販機(タッチ決済、QUICPay、Coke ON®)、ピザハットオンライン、松屋、松のや、マイカリー食堂、スシロー、東武ストア、ヤマナカ、フランテ、フランテロゼ
※Coke ON®はThe Coca-Cola Companyの登録商標です。© The Coca-Cola Company
交換できるマイルANA、JAL
決済関連国際ブランドAmerican Express
タッチ決済対応
電子マネー
スマホ決済
Suica、楽天Edy
付帯保険海外旅行傷害保険
(死亡・後遺障害)
最高1億円(自動付帯分5,000万円、利用付帯分5,000万円)
国内旅行傷害保険
(死亡・後遺障害)
最高5,000万円(自動付帯)
ショッピング保険最高300万円
その他国内・海外渡航便遅延保険、犯罪被害傷害保険
付帯サービスホテルハイクラスホテル優待
グルメ高級レストラン1名無料
空港ラウンジ国内主要空港とダニエル・K・イノウエ国際空港(ハワイ)のラウンジ無料
コンシェルジュあり
その他手荷物宅配サービス・コートの預かりサービスなど
プライオリティパス年間利用回数制限回数制限なく無料
同伴者料金1名につき35米ドル
家族カード付帯あり
利用可能枠~500万円
ナンバーレス対応
申込条件20歳以上でご本人に安定した収入のある方(学生を除く)
審査・発行期間最短3営業日
新規入会特典新規入会&利用で最大15,000円相当ポイントプレゼント
※1ポイント5円相当の商品に交換した場合
※新規入会特典はキャンペーン期間や内容が変更される場合があります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
Money Cycle編集部作成(2025年5月1日時点)

JAL アメリカン・エキスプレス・カード プラチナ

  • 年会費: 34,100円(税込)
  • 国際ブランド:American Express
  • ポイント基本還元率:1%
  • プライオリティパス:回数制限なく無料、同伴者有料、家族カードにも付帯
  • メリット:JALマイルを貯めやすい、ホテル・グルメなどの特典が充実
  • デメリット:JAL以外の航空会社を利用する方はメリットが少ない

【ニーズ別】最強の1枚はこれだ!あなたの旅のスタイルに合わせたカード選び

ハナコ

いろいろありすぎて選べない!私のニーズに合うプライオリティパス付帯カードを教えてください。

ケンタ

年会費を抑えたいなら楽天プレミアムカード(回数制限あり)、家族で使いたいなら三菱UFJカード・プラチナ・アメックス、回数無制限でコスパも求めるならセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスなどが候補になります。ご自身の利用頻度や重視する特典で選びましょう。

数あるプライオリティパス付帯カードの中から、あなたの具体的なニーズや旅のスタイルに合わせて、特におすすめの選択肢を深掘りしてみましょう。

ケース1:「とにかく年会費を抑えたい!でもプライオリティパスは欲しい」あなたへ

年に数回の海外旅行や出張で、空港ラウンジを体験してみたいけれど、高額な年会費は避けたい…そんなあなたには、楽天プレミアムカードが依然として有力な候補です。2025年1月からのプライオリティパス利用回数が年間5回までに変更されましたが、年会費11,000円(税込)でこの特典が付帯するのは魅力的です。特に楽天市場をよく利用する方なら、ポイントアップの恩恵も大きく、年会費の元は取りやすいでしょう。ただし、利用回数制限と家族カードに付帯しない点は理解しておく必要があります。

ケース2:「家族みんなでラウンジを使いたい!」ファミリートラベラーのあなたへ

家族旅行が多く、配偶者やお子様(年齢条件あり)も一緒にラウンジを利用したいと考えるなら、家族カード会員にもプライオリティパスが付帯するカードを選ぶ必要があります。この点で注目したいのが、三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードです。本会員はプライオリティ・パス(プレステージ相当)が無制限で利用でき、さらに家族カード会員(1枚目年会費無料、2枚目以降3,300円税込)も無料でプライオリティ・パスに申し込めます。年会費22,000円(税込)で、家族分のラウンジアクセスも確保できるのは大きなメリットです。また、充実した旅行保険やコンシェルジュサービスも魅力です。
ダイナースクラブカードも、家族カード会員にプライオリティパス(年間10回まで無料)が付帯する貴重な選択肢です。

ケース3:「出張が多い!ラウンジ利用回数無制限が絶対条件」なビジネスパーソンのあなたへ

頻繁に海外出張があり、その都度空港ラウンジをフル活用したいビジネスパーソンにとっては、プライオリティパスの利用回数無制限(プレステージ会員相当)は譲れない条件でしょう。このニーズに応えてくれる代表的なカードが、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードです。年会費22,000円(税込、初年度無料の場合あり)でプレステージ会員資格が付帯し、JALマイルも貯めやすいなど、ビジネス利用に適した特典が豊富です。ただし、このカードのプライオリティパスは本会員のみで、家族カードには付帯しません。
より上位のサービスを求めるなら、アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードラグジュアリーカード ブラックも、もちろんプレステージ会員資格が無制限で付帯します。

ケース4:「マイルも貯めたいし、ラウンジも使いたい!」欲張りなあなたへ

航空会社のマイルを効率的に貯めつつ、プライオリティパスも活用したいという方には、航空会社提携のプラチナカードや、マイル交換レートの良いカードが候補になります。例えば、JAL アメリカン・エキスプレス・カード プラチナは、JALマイルが直接貯まりやすく、プライオリティ・パスも付帯しています(ただし利用回数制限がある場合があるので要確認)。また、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスのようにJALマイル還元率が高いカードやも、結果的にマイルとラウンジの両方を手に入れることに繋がります。

専門家の声

プライオリティパス付帯カードを選ぶ際は、まずご自身の年間の海外渡航回数と、ラウンジを実際に利用するシーンを具体的にイメージすることが大切です。その上で、年会費と、プライオリティパス以外の特典(保険、ポイント、コンシェルジュなど)のバランスを考え、最もコストパフォーマンスが高いと感じる一枚を選びましょう。意外と見落としがちなのが、同伴者料金や家族カードの扱いですので、細部まで確認することをおすすめします。

ファイナンシャルプランナー
田中 大二氏

その他の付帯サービスについて詳しく知りたい人はこちら

よくあるご質問(FAQ)【プライオリティパス付帯カードの疑問を解消】

プライオリティパスで利用できるラウンジは、どんなところが多いですか?

プライオリティパスで利用できるラウンジは、航空会社が運営するラウンジだけでなく、空港会社が運営するラウンジや、独立系のラウンジなど多岐にわたります。提供されるサービスはラウンジによって異なりますが、一般的には無料のWi-Fi、軽食、ドリンク(アルコール含む場合あり)、新聞・雑誌、充電設備などが利用できます。シャワールームや仮眠スペースを備えた豪華なラウンジもあれば、比較的シンプルな設備の場合もあります。事前にプライオリティパスの公式サイトやアプリで、利用したい空港のラウンジ情報を確認しておくのがおすすめです。

プライオリティパスは、家族や同伴者も一緒にラウンジを利用できますか?

クレジットカードに付帯するプライオリティパスの会員本人は無料で利用できますが、同伴者の利用は基本的に有料(1名あたり35米ドル程度が一般的)です。ただし、カードによっては「同伴者1名まで無料」といった特典が付いている場合もあります。また、家族カード会員にもプライオリティパスが無料で付帯するクレジットカード(例:三菱UFJカード・プラチナ・アメックス、ダイナースクラブカードなど)を選べば、家族も無料でラウンジを利用できます。カードごとの条件をよく確認しましょう。

プライオリティパス以外で、クレジットカードに付帯する空港ラウンジサービスはありますか?

はい、あります。多くのゴールドカード以上のクレジットカードには、国内の主要空港のカードラウンジや、一部海外空港のラウンジが無料で利用できる特典が付帯しています。これらはプライオリティパスとは別のネットワークで、利用できるラウンジの範囲は限定的ですが、国内線利用時には便利です。プライオリティパス付帯カードの多くは、これらのカードラウンジも併せて利用できる場合が多いです。

年会費が無料のクレジットカードでも、プライオリティパスは利用できますか?

残念ながら、現在、年会費が永年無料のクレジットカードで、プライオリティパス(特にプレステージ会員相当の無制限利用)が付帯しているものは、存在しません。 プライオリティパス自体が高価なサービスであるため、それを付帯させるには、ある程度のカード年会費が必要となるのが一般的です。年会費を抑えたい場合は、楽天プレミアムカードのように利用回数制限付きで比較的安価な年会費のカードを選ぶか、プライオリティパス以外の空港ラウンジサービスで妥協するなどの検討が必要です。

プライオリティパス付帯のクレジットカードを選ぶ際の、一番の決め手は何ですか?

一番の決め手は、「あなたの旅行スタイルや利用頻度に対して、年会費と特典内容(プライオリティパスの条件含む)のバランスが最も取れているか」という点です。年に1~2回しか海外に行かないのに、利用回数無制限のプライオリティパスが付いた高額年会費のカードは過剰かもしれません。逆に、頻繁に利用する方なら、多少年会費が高くてもプレステージ会員相当のカードが結果的にお得になります。プライオリティパス以外の特典も考慮し、総合的に判断しましょう。

まとめ|賢いカード選びで、あなたの旅のスタイルを格上げしよう!

海外旅行や出張の質を格段に向上させてくれるプライオリティパス。その高額な年会費を支払うことなく、数々の空港ラウンジを無料で利用できる魅力的なクレジットカードは、賢い旅行者にとって必須のアイテムと言えるでしょう。

この記事では、プライオリティパスの基本から、それをお得に手に入れるためのクレジットカードの選び方、そしておすすめカードまで、詳しく解説してきました。重要なのは、単に「プライオリティパスが付いているか」だけでなく、ラウンジの利用回数制限、家族カードへの付帯の有無、カード自体の年会費、そしてプライオリティパス以外の旅行保険やポイントプログラムといった特典全体を総合的に比較し、ご自身の旅の頻度やスタイル、予算に最も合った一枚を見つけ出すことです。

「とにかく安くプライオリティパスを手に入れたい」「家族みんなで使いたい」「利用回数無制限は譲れない」「マイルも貯めたい」…あなたのニーズは様々でしょう。ぜひ、この記事で紹介した情報を参考に、それぞれのカードの特徴をじっくりと吟味し、あなたにとって最高のパートナーとなるクレジットカードを選び出してください。

その一枚が、これからのあなたの空の旅を、より快適で、より豊かで、そしてより思い出深いものにしてくれるはずです。

※本記事の内容は、執筆時2025年5月のものです。最新情報は各機関や企業の公式サイトをご確認ください。

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