【2025年最新版】ふるさと納税完全ガイド！初心者が失敗しない始め方3ステップ

ふるさと納税を始める上で、最も重要なのがこのステップです。

なぜ調べる必要があるの？

税金が控除される金額には、あなたの年収や家族構成によって「上限」が決められています。この上限額を超えて寄附してしまうと、超えた分は控除されず、純粋な自己負担（持ち出し）になってしまい、損をしてしまいます。

だからこそ、最初に「自分は最大いくらまで寄附できるのか？」を知ることが絶対に必要です。

調べ方は超カンタン！シミュレーターを使おう

上限額の計算は難しくありません。お手元に昨年の「源泉徴収票」または「確定申告書の控え」を用意してください。

準備ができたら、各ふるさと納税サイトが提供している無料のシミュレーターに、源泉徴収票の数字を入力するだけ。1分もかからずに、あなたの上限額の目安が分かります。

 主要ふるさと納税サイトの控除シミュレーション
楽天ふるさと納税 かんたんシミュレーター
さとふる 控除上限額シミュレーション
ふるなび 控除上限額シミュレーション

上限額が分かったら、いよいよ返礼品選びです！

どこで寄附する？おすすめサイト

基本的には、普段あなたが使っているネットサービスに合わせて選ぶのが便利でお得です。

• PayPayをよく使う人 → さとふる、ふるなび
• Amazonをよく使う人 → Amazonふるさと納税
• 楽天をよく使う人 → 楽天ふるさと納税

ネットショッピングと同じ感覚でOK！

各サイトの使い方は、Amazonや楽天市場で買い物するのとほとんど同じです。

STEP1で調べた上限額の範囲内で、欲しい返礼品を自由に選んで寄附を申し込みましょう。

【超重要】申し込み時の注意点

ここで一つだけ、絶対に間違えてはいけない注意点があります。 それは、必ず「税金を納めている本人（控除を受ける人）」の名義で申し込むことです。

例えば、会社員の夫の税金から控除を受けたい場合、申し込みサイトのアカウントも、寄附者名も、クレジットカードの名義も、すべて夫のものである必要があります。妻の名義で申し込んでしまうと、控除が受けられないので注意してください。

寄附が完了したら、最後に税金の控除手続きを行います。手続き方法は2種類だけ。どちらに当てはまるか確認してみましょう。

手続きは2種類だけ！あなたはどっち？

【簡単でおすすめ】ワンストップ特例制度のやり方

ほとんどの会社員の方はこちらに当てはまります。手続きは非常に簡単です。

1. 寄附後、自治体から「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」という書類が届きます。
2. 申請書に必要事項を記入し、マイナンバーカードなどの本人確認書類のコピーを貼り付けます。
3. 同封の返信用封筒に入れて、ポストに投函すれば完了です！

【提出期限】 この申請書は、寄附した翌年の1月10日（必着）までに、寄附したすべての自治体に届くように送る必要があります。年末に寄附した方は、特に忘れないようにすぐに準備しましょう。

確定申告のやり方

自営業の方や、医療費控除・住宅ローン控除などで確定申告をする方はこちらです。 寄附した自治体から送られてくる「寄附金受領証明書」を使い、確定申告の際に「寄附金控除」の項目を入力します。最近はスマホで完結するe-Taxが便利です。