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「新NISAで資産運用を始めたいけど、商品が多すぎて何を選べばいいか分からない…」 「損をするのが怖くて、最初の一歩が踏み出せない…」
NISAは、生涯にわたる非課税投資を可能にする画期的な制度です。しかし、その自由度の高さゆえに、多くの投資初心者が「銘柄選び」という最初の壁に直面しています。
でもご安心ください。NISAの銘柄選びは、いくつかのシンプルな原則さえ押さえれば、決して難しいものではありません。
このコンテンツでは、「NISAで失敗しない銘柄の選び方」を徹底解説します。最後まで読めば、あなたに最適な一本を自信を持って選べるようになり、迷わず資産形成のスタートラインに立つことができるでしょう。
それでは、具体的なステップを見ていきましょう。
NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つの枠があります。結論から言うと、投資初心者はまず「つみたて投資枠」の対象となっている投資信託から選ぶのが最も確実で効率的です。
その理由は、以下の3点です。
※出典:金融庁「NISA特設ウェブサイト つみたて投資枠対象商品届出一覧」
NISA制度の基本的な仕組みについて、さらに詳しく知りたい方は以下のコンテンツも参考にしてください。

つみたて投資枠の商品は、大きく2つのタイプに分けられます。それぞれの特徴を理解し、ご自身の考え方に近い方を選びましょう。
世界中、あるいは特定の国(米国など)の株式のみで構成された投資信託です。
高いリターンが期待できる分、経済危機などでは大きく値下がりする可能性(リスク)もあります。
株式だけでなく、比較的値動きが穏やかな「債券」などを組み合わせてリスクを分散させた投資信託です。
株式100%型に比べてリターンは控えめになる傾向がありますが、価格の変動がマイルドで、精神的な負担が少ないのが魅力です。
いくつかの簡単な質問に答えるだけで、あなたが「積極派」なのか「安定派」なのかが見えてきます。さっそく始めましょう!
A. 20年以上先の将来のため(老後資金や子どもの教育費など)
B. 10年以内など、比較的近い将来のため
A. 「長期で見て回復するはず。むしろ、安く買い増せるチャンスかも」と冷静に考えられそう。
B. 「やっぱり怖くなって、売ってしまうかもしれない…」と不安になりそう。
A. リスクを取ってでも、大きなリターンを狙いたい!
B. 大きなリターンはなくてもいいから、安定的にコツコツ増やしたい。
Aが多かったあなたは… 👉 【積極派】株式100%型 が向いているかも!
価格の変動を乗りこなし、長期的な視点で資産の大きな成長を目指すスタイルが合っています。
Bが多かったあなたは… 👉 【安定派】バランス型 が向いているかも!
大きな値動きにハラハラせず、精神的な安定を保ちながらコツコツ資産を育てるスタイルが合っています。
ご自身の投資スタイルが見えてきたら、次のステップに進みましょう。
株式100%型を選ぶと決めたら、以下の3ステップで絞り込んでいきます。
投資する地域によって、期待できるリターンとリスクの大きさが変わります。
| 投資対象 | 特徴 | おすすめ度 |
| 全世界株式 | 全世界(先進国・新興国)に分散投資。世界経済の成長をまるごと享受できる、最も王道の選択肢。 | ★★★ |
| 米国株式 | S&P500など。世界経済を牽引する米国企業に集中投資。過去の実績は圧倒的。 | ★★★ |
| 先進国株式 | 米国を中心に、欧州や日本など経済的に成熟した国々に投資。中身の多くは米国株。 | ★★☆ |
迷ったら「全世界株式」か「米国株式」がおすすめです。 この2つは、世界中の投資家から支持され、長期的に安定したリターンを上げてきた実績があります。
投資信託には、指数(市場の平均)との連動を目指す「インデックスファンド」と、指数を上回る成績を目指す「アクティブファンド」があります。
簡単に言うと、「市場平均を目指す」のがインデックスファンド、「市場平均を超えることを目指す」のがアクティブファンドです。それぞれの特徴を比べてみましょう。
| インデックスファンド (守りの運用) | アクティブファンド (攻めの運用) | |
|---|---|---|
| 目標 | 市場平均と同じ成績を目指す (例:日経平均株価と同じ値動き) | 市場平均を上回る成績を目指す |
| 運用 | 指数に連動するよう機械的に運用 | プロ(ファンドマネージャー)が調査・分析して銘柄を厳選 |
| コスト | 手間がかからないため安い | 人件費や調査費用がかかるため高い |
| イメージ | クラスの平均点を狙う優等生 | クラスでトップを狙う挑戦者 |
結論として、初心者は「インデックスファンド」を選びましょう。 その理由は、手数料が圧倒的に安く、長期的に見るとほとんどのアクティブファンドより成績が良いというデータがあるためです。
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社の調査(※)によると、日本の大型株アクティブファンドの約8割が、過去10年で市場平均(TOPIX)に負けています。
※出典:S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス「SPIVA® 日本スコアカード 2023年版」
これが銘柄選びで最も重要なポイントです。同じ指数(例:S&P500)に連動するインデックスファンドであれば、中身(構成銘柄)や値動きはほぼ同じです。であれば、運用にかかるコスト(信託報酬)が最も低い商品を選ぶのが合理的です。
例えば、人気の米国株式(S&P500)インデックスファンドの信託報酬を比較してみましょう。
S&P500連動ファンド 信託報酬比較(2025年9月11日時点)
| 銘柄名 | 運用会社 | 信託報酬 (税込・年率) |
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 三菱UFJアセットマネジメント | 0.08140% |
| SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | SBIアセットマネジメント | 0.09380%程度 |
| 楽天・S&P500インデックス・ファンド | 楽天投信投資顧問 | 0.07700% |
| たわらノーロード S&P500 | アセットマネジメントOne | 0.09372% |
| iFree S&P500インデックス | 大和アセットマネジメント | 0.19800% |
※上記は代表的な銘柄の例であり、実際の信託報酬は変動する可能性があります。必ず最新の目論見書をご確認ください。
わずか0.1%の違いでも、数十年という長期運用では大きな差になります。信託報酬は、低ければ低いほど良いと覚えておきましょう。
バランス型を選ぶ場合も、見るべきポイントはシンプルです。
バランスファンドのキモは、「株式」と「債券」の比率です。この比率が、ファンドのリスクとリターンを決定づけます。
例えば、「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」のように、国内外の株式、債券、REIT(不動産)に12.5%ずつ均等に投資するタイプもあれば、「楽天・インデックス・バランス・ファンド(債券重視型)」のように株式30%:債券70%の比率で安定性を重視するタイプもあります。
ご自身のリスク許容度に合わせて、心地よいと感じるバランスの商品を選びましょう。
バランスファンドは1本で分散が完結する手軽さが魅力ですが、その分、株式100%のインデックスファンドより信託報酬がやや高くなる傾向があります。それでも、年率0.1%台の低コストな商品も増えています。 手数料はしっかり比較検討しましょう。
代表的なバランスファンド 信託報酬比較(2025年9月11日時点)
| 銘柄名 | 運用会社 | 信託報酬 (税込・年率) |
|---|---|---|
| eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | 三菱UFJアセットマネジメント | 0.143% |
| 楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型) | 楽天投信投資顧問 | 0.132% |
| たわらノーロード バランス(8資産均等型) | アセットマネジメントOne | 0.143% |
| ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型) | ニッセイアセットマネジメント | 0.154% |
※上記は代表的な銘柄の例であり、実際の信託報酬は変動する可能性があります。必ず最新の目論見書をご確認ください。
投資に慣れるまでは、「つみたて投資枠」で選んだ投資信託を、「成長投資枠」でも同じように買い増していくのが最もシンプルでおすすめです。
もし投資に慣れてきて、さらに挑戦したくなった場合は、以下のような選択肢もあります。
これらは、つみたて投資枠では買えない商品への投資となりますが、その分リスクや必要な知識も増えるため、焦らずじっくり検討しましょう。
最後に、初心者が陥りがちな失敗例とその対策を3つご紹介します。
対策: 必ず自分で信託報酬を確認する。ネット証券なら低コストな商品が豊富で、誰にも邪魔されず自分のペースで選べます。
対策: 資産を効率的に増やすには、分配金を出さずに内部で再投資してくれる「無分配型(資産成長型)」を選びましょう。これが、雪だるま式にお金が増える「複利」の力を最大限に活かす秘訣です。
対策: ランキングはあくまで参考です。なぜ人気なのか(投資対象、手数料など)をこの記事で解説したステップに沿って確認し、自分が納得できる商品を選ぶことが何より重要です。
NISAの非課税枠の仕組みなど、失敗しないために制度を正しく理解することも大切です

NISAの銘柄選びについて解説してきましたが、要点をまとめます。
銘柄選びで悩みすぎて、いつまでもスタートできないのが一番もったいないことです。 完璧なタイミングや完璧な商品を探すよりも、まずは月々5,000円や1万円といった少額からでも「始めてみること」が、10年後、20年後の資産を大きく変える第一歩となります。
この記事が、あなたのNISAデビューの助けになれば幸いです。
ここからは、NISA口座の開設先として人気の主要ネット証券5社の「推しポイント」をご紹介します。自分に合った証券会社を見つけるための参考にしてください。
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※本記事の内容は、執筆時2025年9月のものです。最新情報は各機関や企業の公式サイトをご確認ください。
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