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年収1,000万円という一つの節目を迎えられたあなた。日々の努力が実を結び、経済的な余裕も生まれてきたことでしょう。そんなあなたが次に手にするクレジットカードは、単に支払いをするための道具ではなく、あなたのライフスタイルをより豊かに、そしてステータスを象徴する特別なパートナーとなるはずです。
一般的なカードとは一線を画す、高所得者層向けのプラチナカードやそれに準ずるカードは、空港ラウンジの利用や手厚い旅行保険はもちろんのこと、予約困難なレストランの手配を任せられるコンシェルジュサービス、高級ホテルでの優待など、まさに「特別な体験」を提供してくれます。
しかし、魅力的なカードが数多く存在する中で、「自分に本当に合う一枚はどれだろう?」と迷われる方も少なくないでしょう。年会費も決して安くはありませんから、慎重に選びたいものです。
この記事では、年収1,000万円以上のあなたにこそおすすめしたい、厳選したクレジットカードとその魅力を徹底的に解説します。それぞれのカードが持つ独自の特典やサービス、そして後悔しないための選び方のポイントを詳しくご紹介することで、あなたの価値観やライフスタイルに完璧にフィットする一枚を見つけるお手伝いをいたします。ぜひ最後までお読みいただき、最高のカードとの出会いを実現してください。
年収1,000万円以上の人がプラチナカードを選ぶ際のポイントはありますか?
①年会費以上の価値ある特典(ポイント還元、旅行保険、ラウンジ、コンシェルジュ等)があるか、②自分のライフスタイル(出張、会食、趣味など)に特典が合致するか、③ステータス性、④きめ細やかなサポート体制、そして⑤将来的な利用価値まで見据えることが重要です。
年収1,000万円を超える方がクレジットカードを選ぶ際には、単に「使える」だけでなく、「いかに自分の生活を豊かに、そして効率的にしてくれるか」という視点が重要になります。数ある選択肢の中から最適な一枚を見つけ出すために、以下の5つの視点でじっくり比較検討しましょう。
プラチナカードの多くは、数万円から十数万円という高額な年会費が設定されています。しかし、その金額だけで判断するのは早計です。重要なのは、その年会費を支払うことで得られる特典やサービスの総体が、あなたにとって年会費以上の価値をもたらすかどうかです。
例えば、頻繁に海外出張や旅行に行く方であれば、充実した海外旅行傷害保険(家族特約の有無もチェック)や、世界中の空港ラウンジを無料で利用できるプライオリティ・パスの付帯は、それだけで年会費の元が取れると感じるかもしれません。また、日常の決済額が大きい方にとっては、高いポイント還元率やマイルへの交換レートの良さが、実質的なコスト削減につながります。利用頻度や内容を具体的にイメージし、年会費とのバランスを冷静に見極めましょう。
あなたのライフスタイルや趣味、ビジネスシーンで「これは嬉しい!」と思える特典が付いているかは、カード満足度を大きく左右します。
例えば、旅行好きなら、前述の空港ラウンジや旅行保険に加え、手荷物無料宅配サービス、ホテルの上級会員資格付与、航空券のアップグレードサービスなどが魅力的です。グルメな方であれば、有名レストランでのコース料理1名分無料サービス(2名以上で利用時)や、予約困難店の優先予約サービスは見逃せません。
他にも、ゴルフ場の優待、会員限定イベントへの招待、ショッピング保険、家族カードの特典なども比較ポイントになります。自分の生活の中で、どの特典を最も活用できそうかを考えてみましょう。
多忙な日々を送るあなたにとって、時間を有効活用させてくれるサポートは非常に価値があります。その代表格がコンシェルジュサービスです。24時間365日対応で、レストランの予約や旅行の手配、特別なプレゼントの提案、チケットの入手代行など、様々な要望に応えてくれます。単に手配してくれるだけでなく、質の高い提案をしてくれるかどうかも重要です。実際に利用した人の口コミなども参考に、そのサポートの質を見極めましょう。
クレジットカードは、時にその人の社会的信用やライフスタイルを示すアイテムにもなり得ます。特にプラチナカードクラスになると、その傾向は顕著です。ビジネスシーンでの会食や、大切な人との時間、海外での利用など、様々な場面でカードを提示する際に、それがあなたのステータスをさりげなく、かつ好意的に印象付けてくれるものであれば、持つ喜びも一層増すでしょう。カードのデザインやブランドイメージも、選択の一つの要素となり得ます。
現在の特典だけでなく、将来的に自分のライフスタイルが変化した際にも対応できるか、またカード会社が提供するサービスが時代に合わせて進化していくか、といった視点も持っておくと良いでしょう。例えば、ポイントプログラムの改定や新しい特典の追加など、カード会社は常にサービス向上に努めています。長期的に付き合えるパートナーとして、カード会社の信頼性や将来性も考慮に入れると、より満足度の高い選択ができるはずです。
年収1,000万円以上の方のカード選びは、単なる損得勘定だけでなく、『時間価値』や『体験価値』をどれだけ高められるかが重要です。コンシェルジュサービスで面倒な手配を任せられれば、その分ビジネスやプライベートに集中できます。また、特別な旅行や食事の体験は、人生を豊かにしてくれます。年会費を『投資』と捉え、自分にとってリターンの大きいカードを選んでください。
年収1,000万円以上におすすめの具体的なプラチナカードを教えてください。
旅行好きなら「Marriott Bonvoy アメックス・プレミアム」、至高のサービスなら「アメックス・プラチナ」、独自のステータスなら「ダイナースクラブ」、金属製の高級感なら「ラグジュアリーカード ブラック」、コスパの良いプラチナなら「JCBプラチナ」などが代表的です。ライフスタイルに合わせて選びましょう。
ここでは、数ある高所得者層向けクレジットカードの中から、特に年収1,000万円以上の方におすすめしたい、特徴的な5枚を厳選してご紹介します。まずは、これらのカードの主な特徴を一覧で比較してみましょう。
年収1,000万円以上におすすめのクレジットカード比較表
![]() ![]() Marriott Bonvoy アメックス・プレミアム・カード | ![]() ![]() アメックス・プラチナ・カード | ![]() ![]() ダイナースクラブカード | ![]() ![]() ラグジュアリーカード | ![]() ![]() JCBプラチナ | |
---|---|---|---|---|---|
年会費(税込) | 49,500円 | 165,000円 | 24,200円 | 110,000円 | 27,500円 |
基本ポイント|マイル 還元率 | 通常利用3% ※マリオット系列ホテル6% ※マイル還元率1%~1.25% | 1% | 1% | 1.25% | 0.5%~ |
国際ブランド | American Express | American Express | Diners ※コンパニオンカードはMastercard | Mastercard | JCB |
コンシェルジュ | なし | あり | なし | あり | あり |
プライオリティ・パス | なし | あり | あり | あり | あり |
主要なホテル特典 | Marriott Bonvoy ゴールドエリート会員資格、無料宿泊特典、客室アップグレード、レイトチェックアウト、ウェルカムギフトなど | フリー・ステイ・ギフト、ファイン・ホテル&リゾート、ホテル・メンバーシップ | 高級ホテル・旅館優待 | ザ・リッツ・カールトン、ハイアット、アマン、ANAインターコンチネンタルなど世界中の宿泊施設でラグジュアリー体験 | 高級ホテル・旅館優待、JCBプラザ ラウンジ・JCBプラザ |
海外旅行傷害保険 (海外死亡・後遺障害) | 最高1億円 (利用付帯) | 最高1億円 (利用付帯) | 最高1億円 (利用付帯) | 最高1.2億円 (自動付帯) | 最高1億円 (利用付帯) |
各クレジットカードのキャンペーン情報が知りたい方はこちら
このカードの主要ポイント
旅行、特にホテルステイにこだわりを持つあなたにとって、この「マリオット ボンヴォイ アメックス・プレミアム・カード」は、まさに最強のパートナーとなり得る一枚です。年会費は49,500円(税込)と決して安くはありませんが、それを補って余りある特典が凝縮されています。
このカードの最大の魅力は、世界最大のホテルチェーン「マリオット・ボンヴォイ」の上級会員資格「ゴールドエリート」が自動的に付与されることです。これにより、通常は多くの宿泊実績が必要な、客室のアップグレード(空室状況による)、最大14時までのレイトチェックアウト、ウェルカムギフトといったVIP待遇を、カードを持つだけで享受できます。
さらに、毎年カードを継続し、年間150万円以上利用すると、無料宿泊特典(最大50,000ポイント相当のホテルに1泊)がプレゼントされるのも大きな魅力です。これだけで年会費のかなりの部分を回収できると考える方も多いでしょう。
ポイントプログラムも強力で、日常の支払いで100円につき3ポイント、マリオット系列ホテルでの利用ならなんと100円につき6ポイントという高還元率を誇ります。貯まったポイントは、マリオット系列ホテルの無料宿泊はもちろん、多くの航空会社のマイルにも高レートで交換可能(実質マイル還元率最大1.25%)なため、陸マイラーにも人気です。
旅行関連では、国内主要28空港と海外1カ所の空港ラウンジが同伴者1名まで無料で利用でき、海外旅行時には最高1億円の旅行傷害保険が自動付帯(一部利用付帯)します。また、スマートフォンが破損した際の修理費用を補償する「スマートフォン・プロテクション」(年間最大30,000円)も現代的なニーズに応えています。
ただし、年会費が高いことに加え、空港ラウンジサービス「プライオリティ・パス」は付帯していません。また、豊富な特典を使いこなすには、マリオット・ボンヴォイのプログラムについてある程度の理解が必要です。
このカードのメリットを改めて整理すると…
一方で、注意しておきたい点は…
カード名 | Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード | |
---|---|---|
年会費 (税込) | 本会員 | 49,500円 |
家族カード | 1人目無料(2人目以降24,750円) | |
ETCカード | 発行手数料935円(5枚まで発行可能) | |
ポイント | 還元率 | 通常利用3%/マリオット系列ホテル6%(マイル還元率は1~1.25%) |
貯まるポイント | Marriott Bonvoyポイント | |
価値 | 1ポイント=0.33~0.46円(ホテル宿泊時0.5~2円) | |
付与レート | 100円につき3ポイント(マリオット系列ホテルは6ポイント) | |
有効期限 | 最後にポイントの増減があった日から2年間 | |
特約店 | マリオット系列ホテル、アメリカン・エキスプレスの優待店など | |
交換できるマイル | ANAやJALなど40社以上の航空会社のマイル | |
決済関連 | 国際ブランド | American Express |
タッチ決済 | 対応 | |
電子マネー スマホ決済 | 楽天Edy、Apple Pay | |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険 (死亡・後遺障害) | 最高1億円(利用付帯) |
国内旅行傷害保険 (死亡・後遺障害) | 最高5,000万円(利用付帯) | |
ショッピング保険 | 年間最高500万円 | |
その他 | 海外航空便遅延保険、手荷物遅延保険、紛失・盗難保険 | |
付帯サービス | ホテル | Marriott Bonvoy ゴールドエリート会員資格、無料宿泊特典、客室アップグレード、レイトチェックアウト、ウェルカムギフトなど |
グルメ | レストラン優待 | |
空港ラウンジ | 国内主要空港、ハワイ・ダニエル・K・イノウエ国際空港ラウンジが無料で利用可能(同伴者1名まで無料) | |
プライオリティパス | なし | |
コンシェルジュ | なし | |
その他 | 手荷物無料宅配サービス、空港送迎サービス、空港パーキング優待海外用携帯電話レンタル優待 ※利用条件などは公式サイトをご確認ください。 | |
利用可能枠 | 一律の制限なし(利用状況に合わせた利用可能金額を設定) | |
ナンバーレス | – | |
申込条件 | 20歳以上で本人に安定した継続的な収入のある方 ※Marriott Bonvoy会員番号が必要 | |
審査・発行期間 | 1〜2週間程度 | |
新規入会特典 | 最大39,000ポイントプレゼント カード入会後3ヶ月以内に30万円以上の利用で30,000ポイント 通常利用ポイント)30万円以上の利用で9,000ポイント ※新規入会特典はキャンペーン期間や内容が変更される場合があります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。 |
このカードの主要ポイント
「アメックスプラチナカード」は、まさにプラチナカードの頂点に君臨すると言っても過言ではない一枚です。年会費165,000円(税込)という金額は、他の追随を許さない充実した特典と最高品質のサービス、そして揺るぎないステータス性を象徴しています。このカードは、あなたの日常を非日常へと変え、あらゆるシーンで特別な体験をもたらしてくれるでしょう。
特筆すべきは、その手厚い旅行関連特典です。毎年カードを更新するたびにプレゼントされる「フリー・ステイ・ギフト」では、国内の厳選されたホテルに1泊2名様で無料宿泊できます。また、世界1,400ヵ所以上の空港VIPラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」のプレステージ会員資格(通常年会費469米ドル)が無料で付帯。さらにアメックス独自の「センチュリオン・ラウンジ」など、利用できるラウンジの選択肢も豊富です。航空券のアップグレードプログラムや手荷物無料宅配サービス、最高1億円の充実した旅行傷害保険など、旅のあらゆる場面で快適さと安心を提供します。
ホテル特典も比類なく、「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」プログラムを通じて、世界中の超一流ホテルで朝食無料、客室アップグレード、レイトチェックアウト、100米ドル相当のホテルクレジットといった特別な優待を受けられます。これに加えて、ヒルトン・オナーズの「ゴールドステータス」やマリオット・ボンヴォイの「ゴールドエリート」といった複数のホテルの上級会員資格が自動的に付与されるため、どのホテルグループを選んでもVIP待遇が期待できます。
食の体験も格別です。「2 for 1 ダイニング by 招待日和」では、国内外の対象レストラン約250店舗で、2名様以上で所定のコース料理を利用すると1名様分のコース料理が無料になります。記念日や大切な方との会食に最適です。
そして、アメックスプラチナの真髄とも言えるのが、24時間365日対応の「プラチナ・コンシェルジュ・デスク」です。単なる予約代行に留まらず、旅行プランの提案から希少なチケットの手配、特別なギフトの相談まで、あなたのあらゆる要望に経験豊富なコンシェルジュが応えてくれます。このパーソナルアシスタントのような存在は、多忙なあなたにとって計り知れない価値をもたらすでしょう。
このカードのメリットを改めて整理すると…
一方で、注意しておきたい点は…
カード名 | アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード | |
---|---|---|
年会費 (税込) | 本会員 | 165,000円 |
家族カード | 4人目まで無料 | |
ETCカード | 無料(発行手数料935円) | |
ポイント | 基本還元率 | 1% |
貯まるポイント | メンバーシップ・リワードポイント | |
価値 | 1ポイント=0.3円~ | |
付与レート | 100円につき1ポイント | |
有効期限 | 無期限 | |
特約店 | – | |
交換できるマイル | ANAやJALなど主要航空会社のマイル | |
決済関連 | 国際ブランド | American Express |
タッチ決済 | 対応 | |
電子マネー スマホ決済 | QUICPay、Apple Pay | |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険 (死亡・後遺障害) | 最高1億円(自動付帯:5,000万円) |
国内旅行傷害保険 (死亡・後遺障害) | 最高1億円(利用付帯) | |
ショッピング保険 | 年間最高500万円 | |
その他 | 海外航空便遅延保険、手荷物遅延保険、紛失・盗難保険、スマートフォン・プロテクション | |
付帯サービス | ホテル | フリー・ステイ・ギフト、ファイン・ホテル&リゾート、ホテル・メンバーシップ |
グルメ | 2 for 1 ダイニング by 招待日和、アメックス・スペシャル・リザーブ | |
空港ラウンジ | センチュリオン・ラウンジ、デルタ・スカイクラブなどが無料で利用可能 | |
プライオリティパス | プレステージ会員(同伴者1名無料) | |
コンシェルジュ | 24時間365日対応 | |
その他 | 手荷物無料宅配サービス、空港送迎サービスなど ※利用条件などは公式サイトをご確認ください。 | |
利用可能枠 | 一律の制限なし(利用状況に合わせた利用可能金額を設定) | |
ナンバーレス | 対応 | |
申込条件 | 20歳以上で本人に安定した継続的な収入のある方 | |
審査・発行期間 | 2~3週間程度 | |
新規入会特典 | 最大200,000円相当(年会費1年分相当)のキャッシュバック カード入会後3ヵ月以内に250万円以上の利用で40,000円キャッシュバック カード入会後6ヵ月以内に400万円以上の利用で120,000円キャッシュバック 通常利用ポイント)合計400万円以上の利用で40,000ポイント カード入会でアメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインで利用可能なトラベルチケット30,000円 ※新規入会特典はキャンペーン期間や内容が変更される場合があります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。 |
このカードの主要ポイント
「ダイナースクラブカード」は、1950年に米国で誕生し、日本では1960年から発行されている、まさにクレジットカードの草分け的存在です。その長い歴史と伝統は、今もなお高いステータス性と信頼の証として、多くのエグゼクティブ層に支持されています。年会費は24,200円(税込)と、比較的手に取りやすい価格帯ながら、ダイナースクラブならではの質の高いサービスを享受できます。
かつては入会基準が非常に厳しく、限られた人しか持てないカードというイメージがありましたが、近年ではその門戸も広がりつつあります。しかし、その洗練されたサービスとブランドイメージは健在です。特筆すべきは、厳選された加盟店ネットワークです。国内外の一流ホテルや高級レストラン、名門ゴルフ場などで、ダイナースクラブ会員限定の優待や特別なサービスを受けられます。
食の体験を豊かにする「エグゼクティブ ダイニング」では、対象レストランで所定のコース料理を2名以上で予約すると1名分の料金が無料になるなど、グルメな方には見逃せない特典が用意されています。
旅行関連では、世界148以上の国や地域、600以上の都市で1,300ヵ所以上の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」のスタンダード会員資格相当が年間10回まで無料で付帯しています。これにより、フライト前のひとときを格段に快適に過ごすことができます。もちろん、ダイナースクラブ独自の国内外の空港ラウンジも利用可能です。さらに、手荷物無料宅配サービス(往復)や、最高1億円の充実した海外・国内旅行傷害保険も付帯(利用付帯)しており、あなたの旅を力強くサポートします。
ポイントプログラムの還元率は標準的(多くの場合0.5%~1.0%程度)ですが、ポイントの有効期限がない(または非常に長い)ため、じっくりと貯めて航空会社のマイルや豪華な商品に交換することが可能です。
近年、ダイナースクラブカードの利便性をさらに高める動きとして、コンパニオンカードの提供があります。これは、ダイナースクラブカード会員が追加で年会費無料でMastercardブランドのプラチナグレードに相当する「TRUST CLUB プラチナマスターカード」を持てるというものです。ダイナースクラブが利用できない店舗でもMastercardで決済できるようになり、加盟店の少なさというかつての弱点を補っています。
このカードのメリットを改めて整理すると…
一方で、注意しておきたい点は…
カード名 | ダイナースクラブカード | |
---|---|---|
年会費 (税込) | 本会員 | 24,200円 |
家族カード | 5,500円 | |
コンパニオンカード | 無料 | |
ビジネスアカウントカード | 5,500円 | |
ETCカード | 無料 | |
ポイント | 基本還元率 | 1% |
貯まるポイント | ダイナースクラブ リワードポイント | |
価値 | 1ポイント=0.3円~ | |
付与レート | 100円につき1ポイント | |
有効期限 | 無期限 | |
特約店 | ダイナースクラブポイントアップ加盟店 | |
交換できるマイル | ANAやJAL、デルタ航空など主要航空会社のマイル | |
決済関連 | 国際ブランド | Diners |
タッチ決済 | 対応 | |
電子マネー スマホ決済 | 楽天Edy、Apple Pay | |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険 (死亡・後遺障害) | 最高1億円(利用条件付) |
国内旅行傷害保険 (死亡・後遺障害) | 最高1億円(利用条件付) | |
ショッピング保険 | 年間最高500万円 | |
その他 | – | |
付帯サービス | ホテル | 高級ホテル・旅館優待 |
グルメ | レストラン優待、エグゼクティブ ダイニング(所定のコース料理を2名以上の利用で1名分無料) | |
空港ラウンジ | 国内外1,600ヵ所以上の空港ラウンジが無料で利用可能 | |
コンシェルジュ | なし | |
その他 | 手荷物無料宅配サービス、海外用Wi-Fiレンタル優待、ダイナースクラブ イベント、ゴルフ場予約、チケットサービスなど | |
プライオリティパス | 年間利用回数制限 | 10回まで無料 |
同伴者料金 | 1名につき3,300円 | |
家族カード付帯 | あり | |
利用可能枠 | 一律の制限なし(利用状況に合わせた利用可能金額を設定) | |
ナンバーレス | 対応 | |
申込条件 | 所定の基準を満たす方 | |
審査・発行期間 | 2~3週間 | |
新規入会特典 | 初年度年会費無料+15,000ポイントプレゼント ※申込期限:2025年7月31日まで ※新規入会特典はキャンペーン期間や内容が変更される場合があります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。 |
このカードの主要ポイント
「ラグジュアリーカード ブラック」は、その名の通り、贅沢とステータスを極めたクレジットカードを求める方に最適な一枚です。2008年にアメリカで誕生し、日本ではアプラスが発行しています。年会費は110,000円(税込)と高額ですが、それを裏付けるだけの特別な素材、卓越したサービス、そして会員限定の体験が提供されます。
まず目を引くのが、特許取得済みのブラッシュドステンレススチールとカーボン素材を組み合わせた美しい金属製のカードフェイスです。その重厚感と洗練されたデザインは、持つ者に特別な高揚感を与え、あらゆる支払いシーンで確かなステータスを印象付けます。
特典内容は、まさに「ラグジュアリー」の名にふさわしいものばかりです。世界中の3,000を超える厳選されたホテルでVIP待遇を受けられる「グローバル・ラグジュアリーホテル優待」では、平均総額500米ドル相当の客室アップグレード、朝食無料、ホテルクレジットなどの特典を享受できます。また、特定の高級レストランでの食事の際に、往路または復路のリムジン送迎サービスを受けられる「ラグジュアリーリムジン」や、対象レストランで2名以上の利用で1名分のコース料理が無料になる「ラグジュアリーダイニング」も魅力です。
世界1,500ヵ所以上の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」のプレステージ会員資格(通常年会費469米ドル)も無料で付帯。さらに、24時間365日対応の「ラグジュアリーカードコンシェルジュ」は、旅行の手配からレストラン予約、特別なギフトの提案まで、きめ細やかなサポートを提供します。
ポイントプログラムの基本還元率は1.25%(キャッシュバックの場合)と高く、貯まったポイントは航空会社のマイルや商品券、高級商品にも交換可能です。
このカードのメリットを改めて整理すると…
一方で、注意しておきたい点は…
カード名 | ラグジュアリーカード ブラック | |
---|---|---|
年会費 (税込) | 本会員 | 110,000円 |
家族カード | 27,500円 | |
ETCカード | 無料 | |
ポイント | 基本還元率 | 1.25% |
貯まるポイント | ラグジュアリー・リワード・ポイント | |
価値 | 1ポイント=1円 | |
付与レート | 200円につき2ポイント+400円につき1ポイント | |
有効期限 | 60ヵ月 | |
特約店 | – | |
交換できるマイル | ANAやJAL、ハワイアン航空、ユナイテッド航空のマイル | |
決済関連 | 国際ブランド | Mastercard |
タッチ決済 | – | |
電子マネー スマホ決済 | Apple Pay、QUICPay、モバイルSuica、PASMO、PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY、Google Pay | |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険 (死亡・後遺障害) | 最高1.2億円(自動付帯) |
国内旅行傷害保険 (死亡・後遺障害) | 最高1億円(利用付帯) | |
ショッピング保険 | 年間最高300万円 | |
その他 | カード不正使⽤被害の補償制度など | |
付帯サービス | ホテル | ザ・リッツ・カールトン、ハイアット、マンダリン オリエンタル、アマン、ANAインターコンチネンタル 、ザ・ひらまつなど世界中の宿泊施設でラグジュアリー体験 |
グルメ | コース料理1名分無料、厳選した人気レストランでコース料理のアップグレード、対象レストランを予約で往路片道無料でハイヤー送迎 | |
空港ラウンジ | 148ヵ国 600都市以上の空港ラウンジを無料で利用可能 | |
プライオリティパス | プレステージ会員(同伴者1名まで無料) | |
コンシェルジュ | 24時間365日対応 | |
その他 | 高級ホテルや会員制ラウンジなど利用可能、ハワイアン航空「Pualani Gold」会員資格獲得、国際線手荷物無料宅配、全国映画館無料鑑賞券 | |
利用可能枠 | 一律の制限なし ※事前入金サービスにより最大9,990万円まで決済可能 | |
ナンバーレス | 対応 | |
申込条件 | 20歳以上(学生不可) | |
審査・発行期間 | 最短5営業日 | |
新規入会特典 | – |
このカードの主要ポイント
「JCBプラチナ」は、日本発の国際カードブランドであるJCBが発行するプラチナカードです。年会費は27,500円(税込)と、他の国際ブランドのプラチナカードと比較してリーズナブルでありながら、プラチナカードに求められる質の高いサービスと特典をバランス良く備えています。「初めてプラチナカードを持ってみたいけれど、あまり高額な年会費は…」と考える方に最適な選択肢の一つと言えるでしょう。
JCBならではの強みは、やはり国内でのきめ細やかなサービスです。特にグルメ特典は充実しており、全国の対象レストランで所定のコースメニューを2名以上で予約すると1名分の料金が無料になる「グルメ・ベネフィット」は非常に人気があります。また、JCBが厳選した上質なホテルや旅館をお得に利用できる「JCBプレミアムステイプラン」なども用意されています。
旅行関連では、世界1,300ヵ所以上の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」に無料で登録可能(ただし、利用回数に制限がある場合や、別途年会費がかかるプランの場合があるので要確認)。もちろん、手厚い海外・国内旅行傷害保険も自動付帯しています。
そして、24時間365日対応の「プラチナ・コンシェルジュデスク」も利用可能です。旅行の手配、レストランの予約、ゴルフ場の案内など、様々な相談や要望に対応してくれます。
ポイントプログラム「Oki Dokiポイント」の基本還元率は0.5%程度と標準的ですが、JCB ORIGINAL SERIESパートナー店舗での利用でポイントアップの特典があり、使い方次第で効率よくポイントを貯めることも可能です。
このカードのメリットを改めて整理すると…
一方で、注意しておきたい点は…
カード名 | JCBプラチナ | |
---|---|---|
年会費 (税込) | 本会員 | 27,500円 |
家族カード | 1人目無料(2人目以降3,300円) | |
ETCカード | 無料 | |
ポイント | 還元率 | 0.5~10%(Oki Dokiランド経由での特定加盟店利用時) |
貯まるポイント | Oki Dokiポイント | |
価値 | 1ポイント=5円 | |
付与レート | 1,000円につき1ポイント | |
有効期限 | 60ヵ月 | |
特約店 | セブン‐イレブン(3倍)、高島屋(3倍)、小田急百貨店(3倍)、apollostation(2倍)、和民(3倍)、AOKI(5倍)、ビックカメラ(2倍)、スターバックスカードチャージ(10倍)、Starbucks eGift(20倍) | |
交換できるマイル | ANAやJALなど主要航空会社のマイル | |
決済関連 | 国際ブランド | JCB |
タッチ決済 | 対応 | |
電子マネー スマホ決済 | QUICPay、Apple Pay、Google Pay | |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険 (死亡・後遺障害) | 最高1億円(利用付帯) |
国内旅行傷害保険 (死亡・後遺障害) | 最高1億円(利用付帯) | |
ショッピング保険 | 年間最高500万円(国内外) ※1事故につき自己負担額3,000円 | |
その他 | 海外航空便遅延保険、手荷物遅延保険、紛失・盗難保険 | |
付帯サービス | ホテル | 高級ホテル・旅館優待、JCBプラザ ラウンジ・JCBプラザ |
グルメ | グルメ・ベネフィット(コース料理1名分無料)、レストラン優待 | |
空港ラウンジ | 国内主要空港、ハワイ・ダニエル・K・イノウエ国際空港(同伴者1名まで無料) | |
プライオリティパス | 本会員のみ無料 | |
コンシェルジュ | 24時間365日対応 | |
その他 | 手荷物無料宅配サービス、海外用Wi-Fiレンタル優待、JCBイベント招待、優待予約サービス(ゴルフ、エンターテインメントなど) | |
利用可能枠 | 300万円 | |
ナンバーレス | 対応 | |
申込条件 | 25歳以上で本人に安定した継続的な収入のある方 | |
審査・発行期間 | 最短即日 ※即時判定の受付時間は、9:00AM~8:00PMです。受付時間を過ぎた場合は、翌日の受付扱いとなります。 ※カード到着前にカード番号を確認する場合、顔写真付き本人確認書類による本人認証が必要です(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)。 | |
新規入会特典 | 最大64,500円キャッシュバック(~2025年6月30日) 入会後、期間内に50万円以上の利用で初年度年会費(27,500円)キャッシュバック 入会後、期間内にMyJCBアプリにログイン、以下いずれかで合計1万円(税込)以上利用で利用分の20%キャッシュバック(最大33,000円) ・Amazon.co.jpまたはApple Store・Google Storeでの購入 ・Apple Pay・Google Pay(TM)・MyJCB Payの実店舗でのスマホ決済 期間内に家族カードの入会、MyJCBアプリにログインで、1枚につき2,000円キャッシュバック(最大4,000円) ※新規入会特典はキャンペーン期間や内容が変更される場合があります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。 |
プラチナカードの特典、どうすれば上手く使えますか?
①コンシェルジュサービスを積極的に活用し時間と手間を削減する、②付帯するホテルやレストランの優待プログラムを計画的に利用する、③家族カードや追加カードの特典も把握しフル活用する、などがポイントです。
せっかく手にしたプラチナカードも、その特典を使いこなせなければ宝の持ち腐れです。ここでは、プラチナカードの価値を最大限に引き出すためのヒントを3つご紹介します。
多くのプラチナカードに付帯するコンシェルジュサービスは、単なる予約代行ではありません。「来週、クライアントと会食があるのだが、個室で静かに話せる、〇〇駅近くの和食店を探してほしい」「記念日に妻を驚かせたいのだが、何か特別な演出ができるレストランはないだろうか?」といった、あなたの要望に応じた提案から手配まで行ってくれます。面倒なリサーチや予約の手間を省き、貴重な時間を生み出す「パーソナルアシスタント」として積極的に活用しましょう。遠慮は無用です。
プラチナカードの特典は多岐にわたります。無料宿泊特典、レストラン優待、空港ラウンジ利用、旅行保険など、これらを無駄なく活用するには、事前の計画が重要です。例えば、旅行の計画を立てる際には、まずカードのホテル優待や航空券特典が使えないか確認する。会食の際には、コース料理1名無料の特典が使えるレストランをコンシェルジュに探してもらう。このように、特典を意識して行動を計画することで、年会費以上のメリットを享受しやすくなります。
プラチナカードによっては、本会員だけでなく、家族カード会員も一部の特典(空港ラウンジ利用など)を享受できる場合があります。また、ビジネスカードであれば、従業員向けの追加カードを発行できることも。これらのカードで受けられる特典も把握し、家族や会社全体でメリットを最大化することも考えてみましょう。
必ずしも「持つべき」というわけではありません。重要なのは、あなたのライフスタイルや価値観、そしてクレジットカードに何を求めるかです。もし、年会費を支払ってでも得たい特別なサービスや体験、ステータス性があると感じるなら、プラチナカードは非常に有効なツールになります。しかし、特典をほとんど利用しないのであれば、年会費無料や低年会費のゴールドカードなどでも十分かもしれません。ご自身のニーズをよく見極めることが大切です。
「バランスが良い」の定義は人によって異なりますが、例えば「年会費」「特典の質と量」「ステータス性」を総合的に考えると、一概には言えません。JCBプラチナは比較的リーズナブルな年会費で充実した国内向けサービスが魅力ですし、Marriott Bonvoy アメックス・プレミアム・カードはホテル特典に特化しており、利用者にとっては非常に高い価値があります。アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードやラグジュアリーカード ブラックは年会費が高額ですが、その分、他を圧倒する特典とサービスを提供しています。ご自身が何を重視するかで最適なバランスは変わってきます。
一般的にプラチナカードの審査基準は、ゴールドカードなどと比較して厳しく設定されています。年収1,000万円は一つの目安にはなりますが、それだけで必ず審査に通るわけではありません。年齢、勤務先、勤続年数、役職、そして何よりも良好なクレジットヒストリー(過去のカード利用状況や支払い履歴)が総合的に判断されます。カード会社によっては、招待制(インビテーション)の場合もあります。正直な情報で申し込み、まずは1枚、自分に合ったカードに挑戦してみるのが良いでしょう。
年会費の「元を取る」という考え方は、主に以下の2つの側面から考えることができます。
両方の側面から、ご自身が年会費以上の価値を感じられるかどうかを判断することが重要です。特典を積極的に活用する意識が大切です。
カード会社やカードランクによって対応範囲は異なりますが、一般的には以下のようなことを依頼できます。
年収1,000万円を超えるあなたが手にするクレジットカードは、日々の決済をスムーズにするだけでなく、あなたのビジネスやプライベートをより豊かで、より特別なものへと導いてくれる可能性を秘めています。空港での待ち時間を上質な空間で過ごし、予約困難なレストランで美食を堪能し、多忙なあなたの代わりに様々な手配をこなしてくれるコンシェルジュサービスを享受する…そんなワンランク上の体験は、プラチナカードならではの魅力です。
この記事では、高所得者層向けのクレジットカードを選ぶ上での重要な視点と、2025年最新のおすすめカード5選、そしてそれらを最大限に活用するためのヒントをご紹介しました。大切なのは、年会費の金額だけに目を向けるのではなく、提供される特典やサービスが、あなたの価値観やライフスタイルにどれだけ合致し、実質的なメリットや満足感をもたらしてくれるかを見極めることです。
今回ご紹介した情報を参考に、ぜひご自身にとって「最高のパートナー」となる一枚を見つけ出し、ビジネスの成功と充実したプライベートの実現にお役立てください。
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※本記事の内容は、執筆時2025年5月のものです。最新情報は各機関や企業の公式サイトをご確認ください。
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田中 大二氏